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シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア

製品資料

シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア

IMOのGHG排出削減目標達成に、海洋業界でさらに注目されるデジタル化

地球温暖化対策として国際海事機関(IMO)は、国際海運からのCO2排出量を、2030年までに40%以上削減する(2008年比)という目標を掲げている。そこで海洋業界が船舶のエネルギー効率を改善する手段としてデジタル化が注目されている。

コンテンツ情報
公開日 2022/03/31 フォーマット PDF 種類

製品資料

ページ数・視聴時間 4ページ ファイルサイズ 358KB
要約
 国際海運から排出される温室効果ガス(GHG)は、総排出量の2~3%を占めると推定されている。地球温暖化への影響を軽減するため、国際海事機関(IMO)は「対2008年比で、2030年までにCO2排出量を40%削減し、2050年までに海運からのGHG総排出量を50%削減する」という高い目標を掲げている。造船会社は、この目標達成にどのようにサポートできるだろうか。

 その手段として注目されているのが、デジタル技術だ。先進的な船舶設計では、特に速度と燃料効率、貨物容量と運航コストのトレードオフが重要になる。高度なシミュレーションを活用すれば、より高速かつ正確に、多くの運航シナリオをテストでき、最適な設計に到達できるだろう。

 デジタライゼーションは、船舶の運航会社にとっても大きなメリットがある。設計完了時のデータと運航時のデータを接続するデジタルツインによって、メンテナンスを効率化し、資産の耐用年数と運航の両方を改善できるのだ。本資料では、2030年に向けて海洋業界に大きな変革の波をもたらすデジタル技術について、さらに掘り下げて解説していく。