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        | 公開日 | 2022/03/31 | フォーマット | PDF | 種類 | 製品資料 | 
      
        | ページ数・視聴時間 | 3ページ | ファイルサイズ | 689KB | 
      
    
    
    
    
      要約
      
         船舶の建造において設計/エンジニアリングにかかるコストは、全体コストのわずか5~10%にすぎない。しかし、その影響は建造コストの85%に及び、船舶性能も大きく左右する。環境に配慮したスマートで高品質な設計を、これまで以上にスピーディーかつ低コストに実現することは、競争力の源泉としてますます重要になるだろう。
 ただ、そのためには船舶設計の定石であるデザイン・スパイラルからの脱却が必要だ。60年以上利用されてきた手法だが、現在は船舶もその設計プロセスも複雑さを増すなど状況が変わってきた。個々のステップでは異なるチームが、そのチームごとに異なるツールやデータセットを使用する。それがコラボレーションの阻害やデータのサイロ化を招くため、現在の多数の要件を満たすには多大な時間を要してしまう。
 必要なのは、専用ツールで各プロセスをカバーするのではなく、初期設計から詳細/生産設計までの全プロセスをシームレスに実行できる完全統合型のソリューションだ。本資料は、デジタルスレッドとデジタルツインの手法を取り入れた、完全統合型の設計環境が船舶設計に与える影響を詳しく解説していく。