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ギットハブ・ジャパン合同会社

事例

ギットハブ・ジャパン合同会社

複数企業が参画する自動運転技術開発、連携の課題を乗り越えさせた開発基盤とは

自動車業界では、自動運転技術の高度化に向け、世界的に競争が激化している。それを勝ち抜くべく、J-QuADでは複数の国内企業との協業プロジェクトを進めていた。その中で課題となった開発環境の統一を実現すべく、同社が採用した方法とは?

コンテンツ情報
公開日 2022/04/15 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 459KB
要約
 自動運転技術の高度化に向け、世界的に競争が激化する自動車業界。その中でJ-QuAD DYNAMICS(以下、J-QuAD)では、自動運転制御ユニット(ECU)などの開発のため、複数企業との協業プロジェクトが進んでいた。当初は各企業が個別の開発環境を持ち寄っていたが、複数企業間で1つの目的に向かって連携するには、開発環境の統一が不可欠だと考えられていた。

 そこで同社は、あるエンタープライズ向けの開発プラットフォームを採用する。開発拠点が国内外に分散していても安全にソースコードをやりとりでき、ソフトウェア開発者を確保しやすいモダンな開発環境を構築可能なのに加え、Pull Requestによりコードレビューを効率化できる点が決め手となった。

 導入後は、コードレビュー完了までの時間が半減した他、簡易テストの自動実行とピンポイントのレビューで開発品質を向上させ、クラウド型SAML認証とADの連携によりアカウント管理コストも3分の1に圧縮するなど、大きな効果を上げている。パートナー企業群と密にコラボレーションし、安全で効率的なクラウド型開発環境を実現したJ-QuADの取り組みを、詳しく見ていこう。