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パナソニック インダストリー株式会社

事例

パナソニック インダストリー株式会社

定期監視で見落した設備異常も検知、事例で紹介する新しい予知保全技術

人による定期監視では発見できなかった飲料搬送用コンベヤーの状態異常を検知した、「高調波センシング×AI」による設備診断サービス。音や振動などの外乱が大きい工場で、なぜ設備内部の異常を見抜けたのか。その技術的背景に迫る。

コンテンツ情報
公開日 2022/04/22 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 3.29MB
要約
 ある飲料メーカーでは、飲料搬送用コンベヤーの状態監視のために、人による定期監視を行っており、さらに保険的な位置付けで「高調波センシング×AI」による設備診断サービスを導入していた。あるとき、この設備診断サービスがコンベヤーの状態異常を検知する。しかし、定期監視を済ませた直後だったため、担当者は半信半疑だったという。

 ところが実際に設備のカバーを外してみると、中が鉄粉で覆われており、一目で異常が発生していることが分かった。詳しく調査するとスプロケットが摩耗しており、今にも故障停止を引き起こしかねない状態だったことが判明する。

 本コンテンツでは、人による監視では見抜けなかった設備の異常を、なぜ同サービスが検知できたのか、その仕組みを明らかにしている。工場特有の環境として音や振動などの外乱が大きく、振動センサーや音響センサーであれば使い物にならない状況にもかかわらず、正確なデータを取得できた技術的背景などについて詳しく解説しているので、参考にしてほしい。