設計・製造現場で悩ましい過去図面検索、熟練者頼みを脱却する情報化の秘訣

　製造業における設計・製造の現場では、図面が頻繁に参照される。しかし、図面のやりとりをPDFや紙で行っているケースがまだ多く見られる。過去図面を検索する際には、どの様な図面が社内のどこにあるのか、記憶を頼りにすることも多く、図面検索作業が属人化に陥りやすい。また、図面のバリエーションが豊富なため、図面内の文字情報を抽出し、活用することも難しい状況にある。

　こうした課題を解決するには、画像認識AIを用いたツールの活用が有効になる。同ツールは図面PDFの部品記号や文字情報を学習させることで、検索したい仕様を持った部品が記載されている図面を過去図面から横断的に検索・表示し、活用することができる。また図面内の文字位置を判別し、その文字情報を抽出・構造化することもできるので、社内システムに連携し、効率的なシステムの構築へとつなげられる。

　同ツールは製造業の現場のニーズを基に開発されたので、直感的で分かりやすいインタフェースと、業務に合わせてカスタマイズしやすい構成が大きな特長となっている。利用者の「かゆいところに手が届く」ツールとして活躍するその実力を、ぜひ本資料で確認してほしい。