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アナログ・デバイセズ株式会社

製品資料

アナログ・デバイセズ株式会社

リアルタイム音響処理を成功に導く方法

音声認識やANCなど音響システムの開発では、リアルタイム性能の要求が高まっている。単体でシステムとして機能するSoCとオーディオ専用のDSP、遅延の少ないシステムに実装すべきなのはどちらか?検討すべき課題をそれぞれ検討する。

コンテンツ情報
公開日 2022/04/27 フォーマット PDF 種類

製品資料

ページ数・視聴時間 6ページ ファイルサイズ 986KB
要約
 音声の信号処理や音声認識、ANC(アクティブノイズキャンセレーション)といった多くの組み込みアプリケーションは、機器の高機能化とともに増加し、ゲームや動画視聴の際に生じる音ズレからうかがえるように、遅延性の少ないリアルタイム性能を持つ音響システムが求められている。例えばオートモーティブ市場では、クルマの電動化に伴い、RNC(ロードノイズキャンセレーション)がノイズの解消だけでなくドライバーの不快感を軽減する手段として重要度を増している。

 では遅延の小さいリアルタイム音響システムを実装すべきなのは、小型でマルチタスクに対応するSoCなのか? それともオーディオ用DSPなのか? 本稿では、遅延、スケーラビリティ、アップグレード性、アルゴリズム、ハードウェアアクセラレーション、カスタマサポートなど直面する課題ごとに検討する。