製造業の研究開発職の7割がリモートワーク、課題の1位は「コミュニケーション」

　TechFactoryが実施した「研究・開発職のデジタル活用」に関する調査（調査期間：2022年3～4月）では、製造業に従事する会員／読者を対象に、研究開発業務におけるリモートワークの実施状況や、デジタルツールの活用についてヒヤリングした。

　調査結果ではリモートワークなどを「実施している」という回答が73.7％で7割を超えた。一方、「実施していない」と回答したユーザーにその理由を聞いたところ、1位は「会社から許可されていない」（38.4％）で、「試作品等の実物がないと業務にならない」（30.1％）、「試作などの作業が難しいため」（26.3％）と続いた。

　調査ではこの他に、リモートワークなどを実施しない理由や、新たなた働き方を実施する上で感じる課題などについてもヒヤリングも実施。さらにこれらの課題解決に有効と感じるテクノロジーやITツールについても調査を行っており、現場のリアルな声と概況が把握できる資料となっている。