小さな一歩から始める、設計開発プロセスにクラウドを採用する4つのステップ

　企業が競争力と創造性を維持するためには、革新と柔軟なアプローチが必要であり、コロナ禍でその認識は一層強まった。これは製造業の現場においても同様だ。デザインから設計、製造、さらにはガバナンスやコラボレーションに至るまで、ITに制限されない設計開発プロセスの実現が急務となっている。

　この変革の実現に向け、多くの製造企業がクラウドへの移行を検討している。とはいえ、その実現は容易ではなく、適切な管理ができなければ膨大なコストが負担になる可能性がある。さらに、スムーズだった既存ソリューションによる生産活動が滞るリスクもあり、こうした懸念が変革の妨げとなっている。

　本資料では、この障壁を乗り越えるために、まずは段階的にクラウドへ移行し、クラウドとオンプレミスのソリューションを併用すべきだと提案している。そのための4つのステップである「概念実証」「リアルタイムシナリオの試行」「目標の検証」「市場投入までの時間の短縮」について解説しているので、クラウド導入の第一歩を踏み出すために活用してほしい。