業界特化型 技術・製品情報サイト
  • MONOist
  • EE Times Japan
  • EDN Japan
  • スマートジャパン
  • BUILT

株式会社TOPWELL

事例

株式会社TOPWELL

遠隔授業が難しい3D CADによる設計業務、大学が課題を解決した手段とは

3D CADのように高いPCスペックを要する設計業務はテレワークが難しい領域だ。しかし近年では演算処理をクラウド上で行える3D CADが登場している。琉球大学など3つの導入事例から、教育現場のみならず製品開発の新たなスタイルを探る。

コンテンツ情報
公開日 2022/05/09 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 4ページ ファイルサイズ 1.69MB
要約
 3D CADのように、高スペックが必要な設計業務はクラウド化が難しく、テレワークやオンライン学習などの実施は難しいとされてきた。しかし近年では演算処理をクラウド上で行うことで、オンボード型のノートPCはもちろん、タブレットやスマートフォンなどマルチデバイスで快適に作業できるフルクラウドの3D CADが登場している。

 従来の3D CADのようなインストールは不要、かつブラウザでの利用となるためスムーズに導入でき、起動時の待ち時間もわずかだ。すでにサービスを導入した琉球大学では、本格的な3D CADの遠隔授業を実現している。従来なら印刷したり別の手段で画面を共有したりして修正点を指摘するような場面でも、クラウド上でのデータ共有によって手間なくアドバイスができ、学生の理解度向上にもつながっているという。

 さらに作成したデータはクラウド上の専用スペースに格納されるため、セキュリティ面の安心も得られている。本資料では同校をはじめ3つの教育機関の導入事例を紹介する。教育現場に限らず製造業に存在する製品開発のあらゆる場面において、3D CAD単体だけでなく設計開発向けツールとして活用が広がる同サービスの実力を確認してほしい。