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シュナイダーエレクトリック株式会社

事例

シュナイダーエレクトリック株式会社

積極的なITの導入でサーバルーム運用が複雑に、公立病院に学ぶ高可用性の解決策

開院当初から情報システムを積極的に活用してきた公立置賜総合病院では、長年の運用によって、サーバルームのスペース不足や運用効率の低下といった課題が顕在化しつつあった。同院はどのような手段で、この課題を解決したのか。

コンテンツ情報
公開日 2022/05/12 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 4ページ ファイルサイズ 2.05MB
要約
 山形県にある置賜総合病院は、既存の自治体病院をサテライト医療施設と位置付け、その連携によって地域医療体制の充実に貢献している。この体制のため、開院当初から情報システムを積極的に導入。電子カルテをネットワークでつなぎ、患者情報を共有できる仕組みも構築してきたという。

 しかし、さまざまなシステムを導入する中でサーバルームのスペース不足や、床下配線の複雑化に伴うメンテナンスへの不安が生じるなど課題が顕在化しつつあった。この状況を改善すべく、効率的なラック収納を行い、集約型UPSを導入することでラック数を3分の2程度に削減することに成功。さらに床下の配線をラック上部に移動して整理することで、配線管理の簡素化も実現できた。

 同院はこれらに加え、クラウドベースで1ライセンスからでも購入可能な新たなインフラ監視・管理ソフトウェアならびに遠隔監視サービスも導入し、設備トラブルがあった際の迅速な原因究明・解決はもちろん、病院側の担当者がどこにいてもデバイス状況を確認できる運用効率化も実現している。本資料では、あらゆる業種のITインフラに求められる高可用性を実現したこの取り組みをさらに詳しく紹介する。