コンテンツ情報
公開日 |
2022/06/02 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
7ページ |
ファイルサイズ |
2.33MB
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要約
ニュージーランドの医療現場では、信頼性の高い安全な医療情報提供システムがネットワーク上に構築されている。その取り組みは早く、1993年に実施された医療改革において医療提供者や検査機関、医療サービス、患者の間で伝達される医療情報を保護するためのシステムが必要となったことに端を発する。
このシステムを支えているのは、信頼性の高いネットワークだ。現在、1万5000を超える診療所と接続し、年間1億を超える医療データの保護と認証を行っているという。そのセキュリティの中核となっているのが、PKI(公開鍵基盤)を用いた電子認証である。ニュージーランドの医療事情は他国同様に複雑だ。それぞれの組織が独自にセキュリティ環境をコントロールし、多くの不確定要素が存在している。さらに、新しい診療所や患者も日々増え続けている。
こうした状況下でも、機敏性と信頼性を両立できた秘訣は何だったのか。本資料では、ニュージーランドの医療を支える情報提供システムから、大規模適用にある課題を乗り越えてPKIベースのセキュリティを実現するポイントを探る。