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シーメンス株式会社

製品資料

シーメンス株式会社

食品飲料に何より求められる信頼性、「ブロックチェーン×IoT」が実現手段に

食品飲料の信頼性が市場の成功を左右する時代になった。全世界の61%の消費者はたとえ飲食代が高くなっても信頼できる企業ブランドの製品を購入したいという調査結果もある。食品飲料原料のトレーサビリティーをどう実現すればよいのか。

コンテンツ情報
公開日 2022/06/07 フォーマット PDF 種類

製品資料

ページ数・視聴時間 12ページ ファイルサイズ 1.43MB
要約
 消費者は食品・飲料に対するニーズを多様化させる一方で、安心・安全確保の面から食材への関心も高めている。この潮流がメーカーに求めるのは、さらなる透明性だ。食品の安全性の強化、生産における柔軟性と信頼性の向上、サプライチェーンの透明化を実現することで、万が一の際の対応もスムーズになる。

 実際、食品飲料メーカーの実に56%が年に1回以上のリコールの影響を受けているという国連の調査もある。直接的な費用はもちろん、それに数倍する追加負担としてイメージダウンと販売損失のダメージが大きい。そこで今、注目されているのが、ブロックチェーンとIoTを融合した「追跡/トレースソリューション」だ。

 海外のクラフトビールメーカーでは、すでに原料や醸造工程などを開示するために、このアプローチを採用した企業もある。消費者はラベルのQRコードを通じて情報を閲覧可能になり、企業側も生産データや配送物流の情報などを可視化しやすくなる。本資料は、このブロックチェーンとIoTを融合させたアプローチが食品飲料業界にもたらすメリットを、事例も交えて分かりやすく解説していく。