コンテンツ情報
公開日 |
2022/06/23 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
製品資料 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
418KB
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要約
半導体をはじめとした先進技術の進化に伴い、電子機器の小型・軽量化と高機能化は急速に進み、現在では多種多様なウェアラブルデバイスが利用されている。日常的に身に着けるものだけに、ウェアラブルデバイスに大容量の電池を搭載するのは難しく、全ての電子部品に、省スペース性と省電力性が求められる。これは重要な役割を担うメモリにおいても同様だ。
特に、電源がオフの状態でもデータを保持できる不揮発性メモリの選定は、デバイスの高機能化を目指す中で悩ましい問題になる。古くから利用されてきたEEPROM、その一種でより大容量を実現したフラッシュメモリ、それらと異なる原理でデータを保持する強誘電体メモリ(FeRAM)などがあるが、近年新たな選択肢として「ReRAM」と呼ばれる抵抗変化型メモリが登場した。
後発ながら早くも大容量品が登場しており、性能面でも読み出し電流の低さなどのメリットを備える。本資料では、ウェアラブルデバイスを想定した不揮発性メモリの選択肢を改めて整理するとともに、従来品と同サイズで12Mビットの新製品も登場したReRAMの魅力を探る。