エンジニアは3分の1の時間を浪費している？　調査で見る無駄な作業時間の削減法

　エンジニアは品質、コスト、パフォーマンスに優れた製品を生み出すことが求められている。その一方で、作業時間の3分の1を「付加価値を生まない、無駄な作業」に費やしていることが判明しており、その内容は、情報の検索や他者のためのデータ収集、CADデータのチェックイン／チェックアウトなどとなっている。これらは全てデータ管理手法の不十分さが要因といえる。

　では、データ管理ソリューションを導入すればこれらの問題を解決できるのかというと、そう簡単ではない。効率性を改善して他社と差別化するには、設計情報へのリアルタイムアクセスを可能にし、統合されたエンジニアリングツールのプラットフォームを採用するなど、多角的な戦略を実行する必要がある。

　本資料は、220社を超えるメーカーを対象とした調査を基に、エンジニアの時間の使い方を探るとともに、優良企業とそうでない企業との取り組みを比較し、その差が生じる原因を考察している。その上で、エンジニアがより良い設計につながるエンジニアリング作業に集中できるようにするためのベストプラクティスを明らかにしているので、参考にしてほしい。