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アナログ・デバイセズ株式会社

技術文書・技術解説

アナログ・デバイセズ株式会社

次世代絶縁型シグマデルタモジュレータによるシステムレベルの電流測定改善

本稿ではコモンモード過渡耐圧の仕様とシステムにおけるその重要性を紹介する。さらに新しい絶縁型シグマデルタモジュレータファミリとその性能、これらのモジュレータがどのようにシステム電流の測定精度を改善するのかを説明する。

コンテンツ情報
公開日 2022/07/07 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 5ページ ファイルサイズ 2.07MB
要約
 絶縁型モジュレータは、高精度の電流測定と電気的絶縁が必要とされるモータやインバータに広く使われている。モータ/インバータシステムでは高集積化と高効率化が進んでおり、SiCおよびGaN FETがMOSFETやIGBTに取って代わりつつある。

 これは、SiCおよびGaN FETの方が小型でスイッチング周波数も高く、熱放出も小さいといった利点を備えていることによる。ただし、絶縁コンポーネントには高いCMTI能力が求められる。また、より精度の高い電流測定を行う必要もある。次世代の絶縁型モジュレータはCMTI能力を大幅に増加させ、測定精度自体も向上する。本資料では、これら既存環境からの改善点を、推奨回路・設計とともにさらに詳しく解説していく。