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DataRobot Japan株式会社

事例

DataRobot Japan株式会社

草の根で始めたAI活用が全社に拡大、ダイハツに学ぶAI人材育成と実践の秘訣

自動車業界に大変革が訪れる中、ダイハツでは本格的なAI活用による業務改善に取り組んでいる。その発端は、3人の有志による草の根活動だった。その小さな始まりが、どのようにして全社的なプロジェクトまで発展したかを、詳しく紹介する。

コンテンツ情報
公開日 2022/07/15 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 5ページ ファイルサイズ 431KB
要約
 100年に一度といわれる自動車業界変革の中、ダイハツでは2019年より本格的なAI活用による業務改善を実践している。当初は3人の有志による業務外活動から始まり、効率的とは言いがたい状況にあった。そうした中で転機となったのが技術人材に特化した組織の誕生、そして「AIの実装」にフォーカスしたAIプラットフォームの導入だ。

 新組織にAI人材を集めるとともに、社内の理解を得てそのAIプラットフォーム導入の予算を確保できた。導入に当たっては、社内全員が使える標準AIツールとのコンセプトを立て、IT部門とも協業。IT部門内でもAIが必要という問題意識が高まっていたため、連携もスムーズだったという。

 ただ、世界でも有数の生産管理技術を誇る同社だけに、いきなりAIを持ち込んでも定着は難しい。そこでまずは実績を積むべく、ボトムアップ活動に着手した。本資料では、その後、全社的な取り組みにまで発展した同プロジェクトの成功の秘訣を探る。発案者自ら最後まで手掛け、達成感と評価による成功体験のスパイラルを確立し、「AIの民主化」を目指す取り組みは、同じくAIによる業務改善を目指す企業のヒントになるはずだ。