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萩原テクノソリューションズ株式会社

製品資料

萩原テクノソリューションズ株式会社

産業機器に不可欠なリアルタイム処理、Linuxベースで実現するには?

組み込み機器の開発現場でもLinux OSの採用が増えているが、リアルタイム処理性能の限界という課題は懸念点となる。そこで注目したいのが、Linuxベースながら高いリアルタイム性能を有する、Xenomaiを搭載した組み込みコントローラーだ。

コンテンツ情報
公開日 2022/07/29 フォーマット PDF 種類

製品資料

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 456KB
要約
 ITの開発現場でOSS(オープンソースソフトウェア)が普及する流れを受け、組み込み機器の基盤にもLinux OSを採用するケースが増えている。Linuxを採用することで、ライセンスコストの削減や、ブラックボックスの解消といった、さまざまなメリットが期待できる。ただし、Linuxを組み込み系の機器に導入するに当たり、大きな課題もある。

 その1つが、リアルタイム性の欠如だ。またWindowsを活用してきた企業にとっては、Linuxに関するノウハウや人材が不足しており、自前で高集積化/高速化した電子回路の設計を行うことは難しいなど、ハードウェア面での課題も多い。そこで注目したいのが、Linuxベースでありながら高いリアルタイム処理性能を有する、Xenomaiを搭載した組み込みコントローラーだ。

 同コントローラーのEtherCATにおけるジッタ計測では、最大値は1ms周期で95μsを記録。RT-Preemptパッチを用いた場合と比べると、7倍のリアルタイム性能を発揮しているという。本資料では、同コントローラーの実力について検証を交えながら解説しているので、ぜひ確認してほしい。