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沖電気工業株式会社

事例

沖電気工業株式会社

人材育成の負荷を軽減、アズビルが多品種混流の生産ラインで作業標準化できた訳

混流ラインによる多品種少量生産を特長とするアズビルでは、新人教育の負荷が課題となっていた。この課題解消と同時に、グローバル生産に向けた作業の共通化・標準化を前進させた事例から、その取り組みを支えるソリューションを紹介する。

コンテンツ情報
公開日 2022/08/16 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 4ページ ファイルサイズ 1.05MB
要約
 需要変動の激しい製品を、顧客のニーズに応じて多品種少量、カスタマイズ生産しているアズビル。コントロールバルブだけでも7000種以上が存在する中、それらを需要に応じて混流ラインで人員も変動させつつ生産するため、新人教育や指導の負荷が高いことが課題だった。また、グローバル生産に向け、作業の標準化を実現しつつ人や場所に依存しない仕組みを模索していた。

 そこで同社は、プロジェクションマッピング技術と画像センシング技術を用いた「組み立てライン連携のIoTソリューション」を導入。ガイド位置が可変であることに加え、ソフトウェア構成がシンプルかつ拡張性が高く、同社のニーズに応じたカスタマイズが可能な点などが決め手になったという。

 導入後は、それまで教育に2~3カ月かかっていた新人が、教えたその日から1人で作業できるようになったほか、ユニットごと移動することで国内外を問わず生産が可能となり、標準化・共通化に向けての確かな手応えを感じているという。本資料では、同社の事例を通して、同ソリューションの実力を見ていく。