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アナログ・デバイセズ株式会社

技術文書・技術解説

アナログ・デバイセズ株式会社

リモートワークを終え、PoE 2が利用可能な職場へ

2018年にPoE(Power over Ethernet) 2として知られる、PoE向けの最新規格IEEE 802.3btが承認され、より安全でスマートな職場を実現する機器への採用が進んでいる。アナログ・デバイセズが提供するPoE 2対応製品のメリットとは?

コンテンツ情報
公開日 2022/08/24 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 8ページ ファイルサイズ 686KB
要約
 COVID-19のパンデミックの影響のもと企業のリモートワーク導入が進められており、従業員の安全を守る遠距離温度監視システムやサーマルカメラなどのシステムを社内に導入する企業が増加してきた。これを受けてイーサネット市場は拡大し、PoE 2(従来のPoE++)の需要も高まっている。

 中でも従来以上に重要となるのが、多数のポートを備えるPSE(給電側)だ。アナログ・デバイセズが提供するPoE 2対応PSE向けチップセットを採用することにより、スイッチのベンダーはイーサネット・ポートを最大48個提供でき、高効率・高信頼な電力を供給するPSEが実現可能となる。このPSEは、高いパワーマネジメント機能を利用したい企業のIT管理者や設備管理者にとって魅力的だ。さらにケーブルのもう一端であるPD(受電側)も、アナログ・デバイセズの豊富なICを採用することで小型化、熱の抑制、電力効率の向上を実現できる。

 本稿ではPoE 2のメリットや設計時のPSE・PDの課題の解説、そしてPoEの分野の先駆者であるアナログ・デバイセズが提供するPoE 2対応製品を紹介する。