事例
Veeam Software Japan株式会社
処理時間を最大10時間から数十分に短縮、JRAに学ぶバックアップ環境の改善術
競馬事業を支える業務システムの信頼性と安定性を確保すべく、バックアップ環境を抜本的に改善したJRA。処理時間の大幅な短縮やライセンス費用の削減など、多くの成果を上げたJRAは、どんなバックアップ製品を採用したのか。
コンテンツ情報
公開日 |
2022/08/30 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
1.34MB
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要約
競馬は非常に公共性の高い事業であるため、情報インフラに対しても極めて高いレベルの信頼性が求められる。中央競馬の運営を行う日本中央競馬会(JRA)では、主要な基幹システム群をVMware vSphereによる統合IT基盤上に集約していたが、そのバックアップにさまざまな課題を抱えていた。
D2D2T方式による従来のバックアップはテープへの書き込みに最大10時間要しており、書き込みに失敗するケースもあるなど、処理の安定性も低かった。また、サーバ/クライアント/データベースのバックアップは別々のツールを用いて行っていたため、運用管理の煩雑化に加え、ライセンス費用も大きな負担だったという。そこでJRAは統合IT基盤の更新を機に、新たな統合バックアップシステムの導入に着手する。
これにより現在では、バックアップ処理は数十分レベルまで短縮され、ツールの集約によりライセンス費用は約3分の1に削減された。本資料では、バックアップの信頼性の向上と運用負荷の軽減をはじめ、多くの成果を上げたJRAの事例を基に、同システムの実力に迫る。