技術文書・技術解説
アナログ・デバイセズ株式会社
wBMS技術:EVメーカーの新たな競争力
EV市場においてバッテリーの小型化、軽量化は最重要課題である一方で、モニタリングでバッテリー価値を最大限に引き出す研究も進んでいる。アナログ・デバイセズの新ワイヤレスバッテリーマネジメントシステム(wBMS)技術とは?
コンテンツ情報
公開日 |
2022/09/26 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
1.3MB
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要約
EVメーカーの大規模投資や専用工場の建設など、走行距離延長のカギとなるバッテリーの小型化と軽量化の開発に注目が集まる中、別のアプローチとしてバッテリーの充電状態(SOC)や健全性(SOH)をモニターするバッテリーマネジメントシステム(BMS)技術の研究も進んでいる。
中でもアナログ・デバイセズが開発し、ゼネラルモーターズが先駆けて採用した新しいワイヤレスバッテリーマネジメントシステム(wBMS)技術は、バッテリーモジュールの組み立てからEVでの使用、車体廃棄後の再利用まで、バッテリーパックの全寿命期間を通じて性能と安全性を維持しながら最大限の価値を引き出すことを可能にした。
本稿では、市場で評価される正確なBMSを数多く供給し続け、かつワイヤレス通信分野では5G無線技術のリーディングカンパニーであるアナログ・デバイセズが開発するwBMS技術について言及。バッテリーのトレーサビリティーや生産の最適化、ストレージとトランジットのモニタリング、早期故障検出などの特長を紹介する。