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アナログ・デバイセズ株式会社

技術文書・技術解説

アナログ・デバイセズ株式会社

より高いIFのダイレクトサンプリングで、広帯域対応のソフトウェア無線を実現

広帯域のシステムで使用する無線フロントエンドのアーキテクチャは進化し、ソフトウェアでプログラム可能になった。そうしたソフトウェア無線の実現を可能にする最新の技術とは?

コンテンツ情報
公開日 2022/10/11 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 7ページ ファイルサイズ 3.91MB
要約
 マルチバンドに対応するレーダーや電子戦(EW:Electronic Warfare)向けのシステムでは、広い帯域、優れたダイナミックレンジ、迅速なスペクトル監視といった事柄が重視される。

 一方で、A/Dコンバーター(ADC)やD/Aコンバーター(DAC)のサンプリングレートは高まり続けている。そのことから、そうしたシステムで使用する無線フロントエンドのアーキテクチャの改善を図れるようになった。高い性能を維持しつつ、SWaP-C(サイズ、重量、消費電力、コスト)を削減し、ソフトウェアでプログラムすることが可能な共通ハードウェアに進化させることが可能になったのだ。

 そのようなアーキテクチャの変革を実現する上で鍵になるのは、広帯域に対応するソフトウェア無線(SDR:Software-Defined Radio)だ。本稿では、そうしたソフトウェア無線の実現を可能にする最新の技術について解説する。