コンテンツ情報
公開日 |
2022/10/11 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
60ページ |
ファイルサイズ |
4.27MB
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要約
電源設計においては、幾つもの想定外が起こりがちだ。特に初心者が直面しがちな問題の1つに、「電流検出にまつわる問題」がある。例えば、同じ電源を試作したにもかかわらず、電流検出回路が片方だけ期待通りに動作しなかったというケースだ。
アンプが正常動作しているようなら、考えられるのはKelvin検出をしておらず、余剰な配線が余計な検出抵抗成分となっている可能性だ。また、銅の抵抗温度係数も考慮し、温度効果を精査することもポイントになる。
このように電源初心者が直面しがちな問題は多い。そこで本コンテンツでは、この電流検出の問題をはじめ「降圧レギュレーター回路の入力の出力へのリーク問題」「LDO出力の発振」「LDO入力の共振」「突入電流と寄生成分」「重要なプローブ手法」という6つを挙げ、その問題の抽出過程と対策方法を解説する。