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Vicor株式会社

技術文書・技術解説

Vicor株式会社

DC-DC電源モジュールを採用して開発期間を短縮する、4つの設計ステージ

配電システムで必要な機能と性能を実現するには、電力源から負荷までの全体を考えることが重要だ。その効果的な方法である、DC-DC電源モジュールを組み合わせる設計手法について、メリットと進め方を解説する。

コンテンツ情報
公開日 2022/10/19 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 6ページ ファイルサイズ 241KB
要約
 現代の電源システムは、負荷要件が厳しく、高効率で確実に電力を供給するために、ディスクリート部品による設計からDC-DC電源モジュールを用いる設計へと軸足を移しつつある。DC-DCモジュールを組み合わせる設計手法は、あらかじめ機能性能が明らかなモジュールを用いるソリューションであり、電力密度や集積度が高く高効率であるなど、多くの利点を持つ。

 加えて、モジュール単位で組み合わせるビルディングブロックの構成は、複雑な電力システムにも対応できる。システムの開発後でも容易に拡張でき、異なる要件/電力容量の対応も容易だ。さらに技術的リスクを最小限に抑えながら、開発期間を短縮できる点にも注目すべきだろう。

 この設計手法を採用する場合、4つのステージに分けて設計を進めることになる。本資料は、DC-DC電源モジュールによる設計のメリットとともに、その具体的な進め方を解説しており、電源システム設計の理解を深められる内容になっている。