コンテンツ情報
公開日 |
2022/10/20 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
684KB
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要約
近年、製造業を中心に3Dプリンタの活用が進んでいる。製品の開発期間短縮やコスト削減、品質向上など、さまざまなメリットが期待できるためだ。この3Dプリンタを用い、樹脂製品の表面加飾の業務プロセス効率化に取り組んでいる1社に「ケイズデザインラボ」がある。
中でも注目したいのが、2022年から開始したというデジタルデータによる表面加飾サービスだ。製品の金型を作ってからデザインを確認するという従来のプロセスでは、金型の修正や製作し直しという事態をゼロにはできない。しかし、3Dプリンタを活用すれば、金型製作前のデータ段階で最終製品に極めて近いデザインを確認することができるため、デザイン作成プロセスを大幅に効率化できるのだ。
ただ、このサービス提供に当たっては、自社のニーズに合致する3Dプリンタがないという悩みもあったという。特にシボ加工は、熱溶解積層方式の3Dプリンタでは、高精度なものでもわずかに積層痕が残ってしまう。この悩みを打開できた3Dプリンタはどのような機能を備え、どう活用されているのか。同社の取り組みを聞いた。