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エプソンダイレクト株式会社

事例

エプソンダイレクト株式会社

ライン拡張で作業自動化のための端末を再検討、なぜタブレットPCが選ばれたか

製造業界の高品質を維持するには、紙中心のスタイルからいち早く脱却しての積極的なIT化が必要だ。そこで注目したいのが、ピッキング工程も自動化を実現した事例だ。ただ、ラインの拡張などにより端末の変更が必要になったという。

コンテンツ情報
公開日 2022/10/24 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 2.59MB
要約
 製造業界では、紙の指示書が根強いが、積極的にIT化を推進してきたメーカーがある。同社では、ピッキング工程においてもいち早く、紙主体の作業からITシステムを活用した作業へと改革を行い、作業効率と品質を大きく向上させている。

 そんな折、ラインの拡張などに伴い、システムを再検討することになった。用途やコスト面で従来の堅牢(けんろう)な専用端末に代わる、新たなタッチパネル端末が必要となった。選択の際にまず重視されたのが、Bluetooth対応のUSBアダプターを使う必要から、USBと電源が分かれていること。また、製品の安定供給や故障への迅速な対応も重視された。

 幾つかの製品を検討した結果、同社が採用したのが、ある国産メーカーの10.1型タブレットPCだ。従来は変換コネクターを介してMicro USBにBluetooth端末を接続していたが、これだと接続部分の強度、信頼性に不安があった。一方、新たなタブレットはType-Aインタフェースなので直接接続できるようになった上、コストも抑えられたという。同社の取り組みを、本資料で詳しく見ていこう。