製造業の設計部門では今、3D CADを動かすコンピュータとしてデスクトップ型ではなくモバイルワークステーションを選ぶケースが増えている。オフィスや現場などさまざまな場所を行き来する設計者にとっては、モバイルワークステーションのほうが便利なことは明らかで、性能の進化により、ようやくデスクトップ型を選ぶ必要がなくなった格好だ。
しかし、新常識だからといってモバイルワークステーションなら何を選んでもよいのだろうか。この疑問に答えるべく、本コンテンツでは、ある最新モバイルワークステーションのエントリーモデルにおいて、製造業向け3D CADソフトウェアがどれくらい使えるかを検証している。
結果、特にマシンパワーが必要な点群・大規模アセンブリ・解析の3つの分野で、問題なく使うことができた様子が報告されている。スタンダードモデル/ハイエンドモデルとのスペック比較一覧も掲載されており、どの規模の作業なら問題なく動きそうか検討しやすくなっている。自社の要件に適したモバイルワークステーションを選定するためのヒントとして役立ててほしい。