正確な流量測定で環境問題に対応、配管レイアウト変更不要で使える電磁流量計

　製造業にもDXの波が押し寄せ、現場の可視化に取り組む企業は増加した。大企業を中心にSDGsへの取り組みやESG投資がトレンドとなる中、水資源節約や環境問題対応として期待されるのが、配管ラインの流量測定による水量適正化だ。しかし、その実施に必要な電磁流量計は配管口径や直管長の制約から設置が難しく、効果を理解していても断念する企業が少なくなかった。

　この状況を変えたのが、 「直管長ゼロ」での設置が可能な電磁流量計だ。最大3対、6つのセンサーを配置することで必要な直管長をなくし、絞り機構で無駄なエネルギーを費やしたり、配管のレイアウト変更にコストをかけたりすることなく流量可視化を実現している。設置可能な配管口径は25mmから2000mm以上まで幅広く対応し、口径が大きいほど効果を発揮するという。

　さらに、測定データの処理を行う変換器はLANポートを搭載。オプションでWi-Fi接続にも対応しており、PCのブラウザ画面からのデータへのアクセスやスマートフォン、タブレットでの操作と流量の確認を実現している。本資料では、この革新的な流量計のメリットを詳しく紹介する。