コロナ禍以降、建設業界でも他の業界と同様に、リモートと現場での作業が混在する、ハイブリッドワークスタイルが普及しつつある。組織はこの変化がもたらした、生産性の向上、移動時間の短縮、コストの削減、さらには従業員のワークライフバランスの改善など、さまざまなメリットに気付くことになり、今後も定着することが予想されている。
一方で、建設現場のリモートマネジメントの実現には、解決すべき課題も多い。その最たるものが、紙の書類や平面的な現場写真をベースとした従来の建設マネジメントの手法だ。これにより、現場とマネジメント部門をはじめとするステークホルダーたちとの意思疎通が阻害されてしまっている現実がある。
その改善のため、すでに実際の現場で利用され始めているツールが、360度画像を活用した画像プラットフォームだ。撮影負荷を削減しつつ、AI分析により360度画像をプロジェクト計画書にマッピングし、さまざまな情報管理が可能になるという。本資料では、このプラットフォーム製品が現場に与えるメリットを事例も交えて紹介していく。