顧客企業の物流業務を包括的に受託する「3PL事業」を主力とする日立物流。早くから包括的なロジスティクスサービスを提供してきた同社では、その進化を通じて顧客価値を高めるべく、物流ネットワークとサプライチェーンの最適化シミュレーションに取り組んでいる。
このミッションを先導し、その中軸の1つとなるサービスが「サプライチェーンデザインサービス」だ。デジタルツインによって現実世界のサプライチェーンをシステム上で再現し、全体の可視化、コスト評価、意思決定などを可能とするこのサービスを提供する上で活躍しているのがCoupa Supply Chain Design & Planningというソリューションだ。
これにより、自社3PL顧客への最適化提案をはじめ、新規顧客への提案も充実させている。ある顧客企業でのシミュレーションでは、輸送トータルコストの10%と平均配送距離の40%が削減可能な、物流倉庫の配置と輸送ネットワークを提案できたという。本資料では、 最適化シミュレーションをデータ指向の顧客提案やコンサルティングに活用し、競争優位性を高めている同社の取り組みをさらに詳しく紹介する。