分散した社内情報を横断検索、パナソニックグループに学ぶ社内ポータルDX

　500社以上の企業と20万人以上の従業員を擁するパナソニックグループでは、グループ共通の社内ポータルを運営している。しかし、そこに掲載されている約200ものサイトは別々のオーナーによって管理されており、膨大な情報が分散していたことで、調べたい情報がすぐに探せないことが多々あったという。

　そこで、社内ポータルの検索性を高めるべく、その玄関口を全社共通のページから各グループ会社のポータルへと変更した同グループ。これにより、各社のニーズに即した情報配置が可能になった一方で、セキュリティガイドラインや人事制度などの全社共通の情報にアクセスしづらくなるという課題も浮上した。

　この課題を解決すべく、同グループが新設したのが、全社共通の情報を発信するコラボレーションポータルだ。本動画では、同グループの社内ポータルを支える「エンタープライズサーチ」について紹介する。ツール選定のポイントを利用者／管理者目線で解説する他、検索スピードの向上にとどまらない効果についても触れている。