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株式会社キーエンス

製品資料

株式会社キーエンス

工数・費用をかけても分からない製品の誤差に、一目で特定できる3D測定のススメ

試作品・製品にとって誤差の発生は避けがたい。しかも、設計や組み付け、溶接、摩耗など原因が多様で、特定も難しいのが現状だ。その原因を特定するためにも、現物と図面のズレをスピーディーに特定する方法が求められる。

コンテンツ情報
公開日 2023/01/24 フォーマット PDF 種類

製品資料

ページ数・視聴時間 8ページ ファイルサイズ 2.06MB
要約
工数・費用をかけても分からない製品の誤差に、一目で特定できる3D測定のススメ
 いかに理想的な形状の製品を設計したとしても、図面と実際に作られる製品には何かしらの形状の誤差が生じる。そのため多くの製造現場では、現物を寸法測定器などで測るといった作業を入念に行っているが、そもそも自由形状や表面の反り・うねりといった比較が難しいズレもあり、特定は容易ではない。

 このように多様な誤差を特定する最もシンプルな方法は、図面データと現物を重ね合わせることだ。製造した現物を3Dスキャナーで測定し、全体形状を図面データと比較すれば、誤差を一目で特定できるだろう。これが可能になれば、試作品の作成をはじめ、試験による劣化の見極め、不良品の原因解析など、製造工程の折々で工数を短縮できる。

 そこで開発されたのが、作成した現物を“機器に置くだけ”で、簡単に高精度な3D測定を可能にする3次元測定器だ。プログラム不要で形状を比較・解析したり、スキャンデータを自動でCADデータに変換したりすることができるなど機能も充実しているという。本資料では、この測定器が製造現場にもたらすメリットを深掘りしていく。