設計した製品の実際の性能を解析・検証するためのシミュレーションは、現代のものづくりを支える重要な取り組みとなっている。前もってシミュレーションをすることで、開発チームは物理的な試作に伴う時間とコストを削減しつつ、より良い製品を迅速に市場投入できるためだ。
実際、ある調査によると、シミュレーション主導の設計を実践している製造企業は、そうでない企業と比べて製品開発期間を平均13%短縮しているという。一方、シミュレーションツールのプロバイダーは、誰でもシミュレーションを実行できるよう、有限要素解析(FEA)や数値流体力学(CFD)を分かりやすくパッケージ化する必要に迫られている。
本資料では、この「シミュレーションの民主化」を実現する方法として、ある定番3D CADソフトウェアと密接に連携するクラウド型のプラットフォームを紹介する。その使用方法や、非線形、接触応力、高衝撃などの主要な解析の種類について解説する他、クラウドでシミュレーションを実行することのメリットも紹介している。