基礎から分かる製造業のDX、データを現場改善に生かすための6つのステップとは

　製造業でもDXの必要性が叫ばれる一方、アナログ作業が常態化する現場では、何から始めたらよいか分からないというケースが多い。実は、製造現場にある情報の80％は、紙で管理されていたり、経験や勘に依存していたりと、使える状態になっていない。そのため、まずはこうした情報を“見える化”することが重要となる。

　とはいえ、現場設備のIoT化と聞くと、高額な費用がかかったり、高度なスキルが必要になったりするのではないか、という不安を抱く企業も多いだろう。しかし、工夫次第で安価なセンサーからでも出来高や製品のサイクルタイムなどの多くの情報を得ることができ、目的を明確にすれば、アナログな情報は意外と簡単にデジタルデータとして収集することができる。

　ただし、そうしたデータは、ただ集めるだけでは価値につながらないため、分析や効果測定を繰り返し、現場改善に生かせる流れを構築することも必要となる。本資料では、シンプルなIoTの始め方や、データ活用を成功に導く6つのステップなどについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。