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アナログ・デバイセズ株式会社

技術文書・技術解説

アナログ・デバイセズ株式会社

生産ラインのエネルギー消費量を改善、Danfossが活用したAIセンシングとは?

海水逆浸透法によって海水の淡水化を実現しているDanfoss。海水から淡水を取り出すには膨大なエネルギーを要するため、同社では生産ラインのエネルギー消費量の改善を進めている。その取り組みを支えた状態基準保全技術とは。

コンテンツ情報
公開日 2023/01/27 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 4ページ ファイルサイズ 617KB
要約
生産ラインのエネルギー消費量を改善、Danfossが活用したAIセンシングとは?
 「より少ない資源で、より良い世界の未来を実現する」が、経営理念のエンジニアリング企業Danfossは、海水逆浸透法(SWRO:Seawater Reverse Osmosis)を使用し海水の淡水化を実現している。しかし、海水から淡水を取り出すには膨大なエネルギー消費量を要するため、高圧ポンプをはじめとした装置の高効率化、費用対効果の向上、水質浄化の長寿命化に取り組んでいる。

 そこで生産ラインのメンテナンスにかかるコストやエネルギー消費量の改善するために同社が採用したのが、AI(人工知能)を活用した、継続的な状態基準保全やオンデマンドの診断が可能なアナログ・デバイセズのOtoSenseだ。

 本稿では、アナログ・デバイセズの状態基準保全ソリューションOtoSenseによって解決できた2つの大きな課題に焦点を当て、解決のポイントとなったエッジコンピューティングによるリアルタイムのデータ監視技術や、AIによるセンシング結果の解釈機能について詳しく説明する。