2018年に創業100周年を迎えた「小池酸素工業」。100周年の節目を機に、働き方改革やオフィス環境刷新、ビジネス継続性強化など“全方位”での改革を推進している。その中で、会計システムのサポート終了に伴うシステムの刷新を決断した同社。ビジネスの可視化や業務の効率化といった課題解決に向けた取り組みをスタートさせた。
新システムの選定に当たっては、複数のベンダーに提案を依頼。他のシステムとの連携性や操作性、ペーパーレス化に欠かせないワークフロー機能の他、財務の視点で電子手形決済サービスへの対応などを重視しつつ、ベンダーのシステムインテグレーション(SI)力の面からも最適なソリューションを見極めていったという。
システムリプレース後は、決算処理日数の短縮や紙伝票の大幅削減を実現。入金管理業務においても、消込処理の工数が3分の1程度になった。また、販売管理システムとのデータ連携による本社/事業所間の情報共有の強化なども実現している。本資料では、システム選定から稼働までのプロセスも含め、同社の取り組みを紹介する。