さまざまなフィールドデバイスからデータを収集する産業用IoT(IIoT)によって、多くの企業が、情報に基づいた迅速な意思決定や予知保全などのメリットを享受できるようになった。一方で産業用デバイスや産業用設備をインターネットに接続する方法はあまり明確になっていない。
例えば、風力発電所、ポンプジャッキ、産業機械などのリモート制御/監視システムといった、屋外型/分散型アプリケーションでは、収集データを遠隔地からクラウドサーバに効果的かつ確実に送信して分析する必要がある。そこで求められるのが、セルラーやLow Power Wide Area Network(LPWAN)、Wi-Fi接続などの機能を搭載した「無線IIoTゲートウェイ」だ。
これらの無線IIoTゲートウェイにより、リモートエッジシステムとクラウド間の通信のためのローカルデータの前処理や、プロトコル変換が可能になるのだ。本資料では、「無線の性能」「ネットワークインフラ」「キャリアの承認と互換性」など、無線IIoTゲートウェイを選ぶ際の5つのキーファクターを解説する。併せて、MoxaのIIoTゲートウェイを導入した太陽光発電所の監視と制御システムをはじめ、さまざまな活用事例も紹介する。