CADによる図面作成やモデリングなどで利用されるワークステーションだが、製造の現場に持ち込まれるシーンも多い。例えばその図面データを工作機械に転送したり、図面を見ながら作業したりする場合などは作業場にPCを持ち込むことになるため、こうした用途では製造現場の過酷な環境にも耐えられる構造であるかが重要になる。
PCにとっての過酷なポイントとしては、作業で発生した「粉じん」が通気口を通して内部に付着するケースや、夏場などの40℃を超えるような「高温」、持ち運ぶ際の落下や衝突などによる「衝撃」が挙げられる。このような状況への耐久性を備えた上で、3D CADなどのソフトが快適に動作することが求められる。
本資料では、これらのポイントを品質テストでクリアした、あるモバイルワークステーションを紹介する。実際の製造現場での稼働実験に加えて、本体への加圧など強度に関するテストや、温度や湿度の変化に対しての耐久度計測、さまざまなシチュエーションでの振動・衝撃への耐久度計測によって高耐久性を担保しながら、可搬性にも優れているという。