医療機器メーカーに多大な影響を与えている要因の1つに、法規制への準拠がある。規制要件は日々変化し、国によっても異なるため、細心の注意を払って開発・製造を進めなければならない。またグローバル競争が激化し、医療現場のニーズが多様化する今、革新的で高品質な製品を迅速かつ低コストで市場投入する必要性も高まっている。
だが、従来の開発手法では、こうした課題に対応することは難しくなってきている。製品性能の向上とコスト削減を両立するには、新しい技術に目を向ける必要があるのだ。例えば、アディティブマニュファクチャリング(AM)やリバースエンジニアリング、ジェネレーティブデザインなどが挙げられる。
とはいえ、こうした技術の活用はそう簡単には進まない。そこで本資料では、これらの活用を後押しする3D CAD活用術を紹介する。これを導入することで、新規プロジェクトの開発期間を12カ月から5カ月に短縮したメーカーや、設計からプロトタイプ開発までの期間を50%短縮したメーカーもあるという。その特徴やメリットを詳しく見ていく。