一般的に小売業では、店内などにある構内交換機(オンプレミスPBX)を通して固定電話を使用している。しかし、その対応には従業員の負担が伴う上、多忙な時には店舗業務に集中できないこともある。加えて、電話回線の管理や工事には高額な費用や手間がかかることから、昨今ではPBXのクラウド化が進んでいる。
クラウドPBXを導入すれば、現場のスマートフォンで受電したり、担当者に直接取り次いだりできるため、大事な連絡を取りこぼす心配がなくなる。また業者に依頼することなく、いつでも設定を変更することも可能だ。さらに、店舗への架電をコールセンターで一括受付し、本当に対応が必要な場合のみ店舗に転送する「受電集約」を実現できる点は、大きなメリットといえる。
本資料では、クラウドPBXの4つの特長を解説するとともに、クラウドPBXとFMC(固定電話と携帯電話の融合)の強みを兼ね備えたコミュニケーションサービスを紹介する。これにより、携帯電話などと固定電話間での内線通話が可能になり、PBX機器の保守管理やオフィスの引越し、敷設工事などにかかるコストを最適化することができる。