かつては「デスクトップ型」が当たり前だったワークステーションだが、現在では「モバイル型」が主流となりつつある。一方で、デジタルものづくりの最前線に立つ製造業のエンジニアたちは、デスクトップ型のワークステーションに強いこだわりを持っているという。
その理由としては、デスクトップ型が高性能で拡張性に優れている点が挙げられる。とはいえ、このメリットがどのような場面で生きてくるのか分からないという声も多い。具体的にどんなソフトウェアのどんな処理にCPUコア数が重要になるのか、どんな処理にGPUが必要になるのかなど、製品の選定においてはさまざまな疑問がわいてくるだろう。
そこで本コンテンツでは、デスクトップ型とノート型のワークステーションを比較し、3D CAD、リアルタイムレイトレーシング、構造解析のメッシュ生成などのベンチマークテストの結果を紹介する。製造業のエンジニアたちが特にこだわる高負荷処理にフォーカスし、検証を通してデスクトップ型ハイエンドワークステーションのメリットを明らかにしていく。