スマートファクトリー化やIoT化が進み、つながるデバイスが増える中、トラフィック処理やデバイス管理の問題を解決するものとして「エッジコンピューティング」が注目されている。そのメリットは、通信データ量の抑制によるコスト削減、リアルタイムのデータ処理、情報漏えいの防止など多岐にわたる。
またAIや機械学習との親和性が高いため、製造ラインにおける不良品の検知などにも活用可能だ。しかし、エッジ運用基盤の構築・管理は単純ではなく、多数の小規模な現場にデバイスを展開する際には膨大な手作業が伴う。さらに技術スタッフが常駐していないため、問題の発生に備えて現場の作業員でも簡単に対応できるインフラを用意し、別の場所で勤務する専門スタッフが一元管理できるようにする必要もある。
本資料では、エッジコンピューティングの基礎知識を解説するとともに、前述の課題の解決策としてKubernetesの活用を提案する。併せて、大手製造業でのエッジ運用基盤の事例も紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。