レーザーを使用して対象物の3D形状をキャプチャーして3次元測定をする3Dレーザースキャナー。あらゆる種類の物体のスキャンに使用できることから、近年では航空宇宙や自動車などの製造業をはじめ、さまざま業界で導入されている。従来の用途であったリバースエンジニアリング以外にも製品開発や設計、品質管理、メンテナンス、教育、医療、考古学など活用分野も拡大し続けている。
市場で入手可能な製品は数多く、安価なものでは1000ドル未満で購入可能だが、適切なレベルの精度を備えていないスキャナーは部品検査やNDT(非破壊検査)評価において欠陥や潜在的な損傷を見逃す恐れがあるため、注意が必要だ。選定のポイントを押さえて、費用対効果を正しく把握した上で導入したい。
本資料では3Dレーザースキャナーの概要について解説するとともに、精度と再現性、解像度、測定スピードなどユーザー固有の用途に合わせた最適な製品選択のポイントを紹介する。製品選定や検討の参考資料として活用してほしい。