産業機器分野を支える装置メーカーのビジネスは、製品を納品するだけでは終わらない。客先で稼働する製品を保守・メンテナンスすることも重要なビジネスだ。特にスタンドアロンで稼働する産業機器では、装置に付随する汎用PCのメンテナンスのために、サービスマンの現地派遣が発生しがちだ。
そうしたフィールドサポートを、遠隔地から実施できるようにしたいというニーズは根強い。また、遠隔地からアクセスできるなら、OSやアプリのアップデートができるだけでなく、稼働データやログのリアルタイム取得も可能になり、そのデータを基としてDXも推し進められる。また、装置というモノ売りから月額課金のサービスへと移行することも容易になるだろう。
ただ、そのためには汎用PCの管理をリモート化するだけでなく、セキュアにアクセスできる環境が必要になる。本資料では、そのためにどのような手段があるのかを実際の活用シーンも交えて具体的に解説する。