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東洋製罐グループホールディングス株式会社

事例

東洋製罐グループホールディングス株式会社

データドリブンで新たな価値創出、東洋製罐が構築した自律型IoTシステムとは?

雇用問題や技術伝承の懸念に加え、生産能率に課題を抱えていた東洋製罐グループホールディングス。そこで同社が目指したのが、製造ノウハウを形式化し、データによる生産活動の効率化を実現する仕組みだ。その内製化に向けた取り組みとは?

コンテンツ情報
公開日 2023/06/19 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 6ページ ファイルサイズ 4.23MB
要約
データドリブンで新たな価値創出、東洋製罐が構築した自律型IoTシステムとは?
 世界有数の総合容器メーカーとして、100年以上の歴史を持つ「東洋製罐グループホールディングス」。同社はこれまで、匠(たくみ)の技術力と設備によって高品質・高効率の生産を実現してきた。しかし雇用問題や技術伝承などの懸念に加え、生産能率に課題を抱えていた。そこで製造ノウハウを形式化し、データによる生産活動の効率化や匠フリーの自動化が必要だと考え、製造・生産に関するデータを一元管理するシステムの内製化に着手。

 まずは現場のあらゆるデータを統合し、利活用できる環境を提供するデジタル技術基盤の開発を進めた。しかし、ソフトウェア部分は自社開発したものの、各工場で安定稼働させるためには「独自通信プロトコル対応」「24時間365日稼働する生産ラインの遠隔管理/自律稼働設備」などの条件がありグループ展開のための“パッケージ化”は不可欠だった。

 そこでオープンイノベーションの見地からパートナーを探し、「コアネットインタナショナル」「デル・テクノロジーズ」へ相談。3社の協業により、短期間で自律的な設備の実現に成功した。本資料では同システムの開発までの道のりを各企業担当者の声とともに紹介する。