IT投資が遅れていたり、労働生産性が低かったりする中小企業を支援する「IT導入補助金」。その目的は、働き方改革やインボイス制度などへの対応準備を促し、現場業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)化によって生産性を向上させることにある。融資と違って返済の必要がないため、リスクなく事業を拡大できる点がメリットだ。
一方、多くの中小企業には、業界や業種に関係ない共通した課題が山積している。例えば、書類からExcelへの転記作業や集計作業に時間を取られる、見積もり作成のためだけに帰社しなければならない、データの入力ミスや記入漏れなどの確認に労力がかかるといった悩みを抱えている現場は多いだろう。その点、IT導入補助金を利用してITツールを導入すれば、業務の改善が可能になる。
本資料では、IT導入補助金の概要や対象ツール、交付申請のフローなどについて解説した上で、IT導入補助金の対象となるオールインワン業務支援システムを紹介する。併せて、その導入によって現場DXを推進している企業の事例も5つ掲載している。