日立製作所が2022年に始動させた「大みかグリーンネットワーク」。これは茨城県にある同社の“大みか事業所”を全ての活動のハブとして、地域やバリューチェーン全体を巻き込みながら、協創的にカーボンニュートラルを達成することを目的としたプロジェクトだ。この取り組みにおいては、「水や資源の高度循環社会」「生態系の保全」など、自然と共生する社会の実現も視野に入れているという。
プロジェクトにおける大みか事業所の役割は、生産管理やエネルギー管理による「工場経営DX」を通じて蓄積したデータや知見を基に、コストや二酸化炭素排出量を削減する「環境経営GX(Green Transformation)」を並行して実践することにある。現在も情報管理システムを活用したカーボンニュートラルの可視化実証などを推進し、多様な環境問題の解決に取り組んでいる。
本資料では「大みかグリーンネットワーク」について、ビジョンやアプローチ、実証プログラムの内容などを具体的に紹介している。さまざまな環境問題に同社がどのように向き合っているのかが分かる、興味深い内容だ。