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アナログ・デバイセズ株式会社

技術文書・技術解説

アナログ・デバイセズ株式会社

EV向けバッテリー監視IC、航続距離と安全性を向上させる「4つの技術」に注目

電気自動車やハイブリッド車のような次世代のクルマに欠かせないバッテリー管理の仕組み。アナログ・デバイセズでは、効率的かつ安全に制御するために4つの技術を展開している。それらの技術は、BMS ICをどのように変革するのか。

コンテンツ情報
公開日 2023/07/31 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 5ページ ファイルサイズ 1.64MB
要約
EV向けバッテリー監視IC、航続距離と安全性を向上させる「4つの技術」に注目
 電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)に搭載されるバッテリー マネジメント システム(BMS)は、バッテリーセルの充電状態(SOC:State of Charge)や温度を監視・制御しつつ、バッテリーに蓄えられたエネルギーを効率よく引き出して航続距離をできるだけ確保するという重要な役割を担う。

 中でも各セルの電圧監視を行うBMS ICには、自動車メーカーなどからさまざまな要望が寄せられている。そこで注目したいのが、特に要望が多い4つのニーズに対応した、アナログ・デバイセズの取り組みだ。

 本稿では、その「セル電圧測定精度とその安定化技術」「セル電圧測定の冗長化に適した同時測定方式」「セル監視の暗電流を削減するローパワー セル モニタリング(LPCM)」「ソフトウェア開発工数の削減」について、どのようにアプローチしているのかを解説する。