かつてはエンジニアリングプロセスの中核であり、製品のマスターレコードとして長年にわたり使用されてきた「2D図面」。しかし、現在ではテクノロジーの進化や製品開発サイクルの短縮などにより、手頃な価格で利用できる3Dビジュアリゼーションが主流となっている。「製品のイメージが共有しづらい」「十分なデータを内包できない」といった課題のある2D図面は、もはや時代遅れとなりつつある。
2D図面に代わり、台頭してきたのが「モデルベース定義(MBD)」だ。これは、3Dモデルと関連するデータの要素を含む、情報量の多い“テクニカルデータパッケージ(TDP)”を作成することを意味する。このTDPを製品の設計からリリースに至るまでの、あらゆるプロセスに活用・共有することで、生産性の向上やコストの削減を実現することが期待されている。
本資料では、モデルベース定義の基本的な概念を解説するとともに、その採用によって得られる具体的なビジネスの価値について解説する。併せてモデルベース定義のアプローチへ移行するための機能が備わった製品も紹介している。30日間は無料で使える試用版もあるので、ぜひ確認してほしい。