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インフィニオン テクノロジーズ ジャパン株式会社

技術文書・技術解説

インフィニオン テクノロジーズ ジャパン株式会社

ソーラーエネルギーシステムのインバーター向けパワー半導体

ここ10年で加速的に設置が増加している太陽光発電システム。現在のソーラーアプリは、高効率で電力密度が高い軽量なグリッド型インバーターが求められているが、従来の方法では困難だ。そこで注目されている2つのアプローチを解説する。

コンテンツ情報
公開日 2023/08/24 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 8ページ ファイルサイズ 700KB
要約
ソーラーエネルギーシステムのインバーター向けパワー半導体
 クリーンで再生可能なエネルギー源に対する需要の高まりから、ここ10年で加速的に設置が増加している「太陽光発電システム」。現在のソーラーアプリケーションは、高効率で電力密度が高く、軽量なグリッド型インバーターが求められている。従来の単相のソーラーインバーターは、IGBTが主流であったことから、SJ MOSFETを一部の単相設計で使用してきた。

 しかし、IGBTとSJ MOSFETのどちらも、インバーター効率や電力密度に限界がある。そこで注目を集めているのが、本資料で紹介する2つのアプローチだ。1つ目は、IGBTやSJ MOSFETをSiC MOSFETのようなワイドバンドギャップのデバイスに置き換えること。2つ目は、従来のトポロジー(H4、H5、H6など)を、より低電圧のSi MOSFETを用いたマルチレベルトポロジーに置き換えることだ。

 この2つのアプローチにより、「最大で99%の高い効率」「非常に高い電力密度」といった特長を持つインバーター設計が可能になるという。本資料では、実際に比較した場合の数値などを用いて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。